大雨の影響 自衛隊
先週は雨が続き週末には国道246号も小山町上野付近で土砂崩れにより、通行止めになってしまいました。
熱海では土砂崩れが発生し、今もなお救援活動が行われています。
被害に遭われた方々のご冥福と回復をお祈り申し上げます。
小山町と御殿場市には自衛隊の駐屯地があり、地域や利用者さん、利用者さん家族にも自衛隊関係者の方が多くいらっしゃいます。
地域作業や学校のPTA行事に率先して参加して下さるなど、地元在住の自衛隊員さんに助けられることが多く、頼もしく感じています。
その一方で、救援活動や災害復旧という言葉を耳にすると、自衛隊OBである高齢者の方との会話を思い出します。
「昔〇〇に行った。楽し思い出ではない。災害と聞くと涙が出てくる。」
定年まで自衛隊で立派に勤務され、「富士山が気に入ったから」と老後は御殿場市で過ごすことを決めたんだと伺いました。
様々な駐屯地の話を聞かせてくださいますが、災害派遣の辛い思い出は詳しく聞くことができずにいます。
災害時には自衛隊の方々が派遣され、昼夜問わず救援や復旧に取り組んでくださいます。
その活躍の裏では、私たちの知らない辛い思いする方々がいることに気づかされました。
災害に遭われた方はもちろんですが、復旧や救援にあたった方の辛い思い出。
それを支えるご家族のみなさまのご心労お察しします。
あるテレビ番組でお笑い芸人さんが自衛隊高等工科学校生に贈った言葉があります。
「皆さんは日々、本当にたくさんの訓練をこなしていらっしゃると思います。
たくさんの汗もかいていらっしゃいますし、辛い思い、苦しい思いもされていると思います。
皆さんが1滴汗を流すと、誰かが流す涙が1滴減ると思います。
皆さんがたくさん汗を流してくださるので、我々は涙を流さずに済んでおります。
(中略)
我々の未来から悲しみを取り除いてくださって、本当にありがとうございます。
感謝しています。頑張って下さい」
素敵な言葉だと思いましたし、重い言葉だなと感じました。