気持ちの重要性 以心伝心 心技体
「本人が頑張ろうとする意思表示があるから良くなるんです。」
「維持・向上させたいという気持ちが相手に伝わるんです。」
よく鍼灸あん摩マッサージ指圧師さんと気持ちの重要性について話をします。
気持ちが大事という意味の言葉はたくさんあります。
「以心伝心」
「病は気から」
「言わぬは言うに優る」
「備えあれば憂いなし」
深く読み解いていけば、こんな場合はこんな言葉が当てはまるなど適切な言葉が出てくるのでしょう。
ただ、単純に、「気持ちが大切」ということを伝えるための言霊として何が良いのか、ざっくりと考えてみました。
訪問マッサージや機能訓練型デイサービスで考えてみると【以心伝心】は理想的だなと感じます。
そのためにも、相手を理解する努力をもっとして行かなければなりません。
そのうえで、相手から信頼されているという関係性を築く必要があります。
対人サービスですから、表情が顔に現れてしまうことがないように気をつけなければならない場合もあります。
【病は気から】病気はその人の心の持ち方しだいで軽くもなるし重くもなる。
私はこの言葉を前向きな気持ちを抱いてほしいときに利用者さんや友人などに伝えています。
野球やダーツをやっていた私には良く響く言葉で【心技体】。
【心技体】精神力(心)・技術(技)・体力(体)の総称。スポーツ界でよく使う「心技体のバランス」の意。
医学的に解釈すれると「病は気からであり、次に衣食住が足りていれば生き延びられ、そこで初めて体を鍛える努力をする」ということだったと思われます。
高齢者にとっても心技体という言葉は強く訴えかける力があると感じます。
「心」すなわち気力、向上心は大切だと思います。
「技」生活習慣病などの予防や病に罹患した場合の治療を指します。
「体」体を鍛える努力を怠れば、生活は困難になります。
利用者さんにとってサポート役である私たちにとっては、
「心」維持向上させたいと思う気持ち
「技」施術技術を向上させる
「体」施術を継続的に行うためにも自己管理
医学的な治療も含め、ステーション内でも、利用者さんを支えるケアマネージャーを中心とした介護保険のチーム内でも、利用者さんの気持ちを上向きに運び、気持ちが施術効果として表れるように訪問マッサージとしての力を発揮して行こうと思います。
デイサービスふるさと倶楽部はコチラ
https://furusato-club.com/